日常のケガや交通事故に備えて
傷害保険は病気・ケガのうちケガを対象にする保険です。
最近では健康のためにジョギングやスポーツ・自転車通勤をする方が増えて関心が高まり需要が増えています。
ケガといってもすべてが保険でカバーできるわけではありません。
ではどのようなものが対応可能なのでしょうか?
以下の3つの要素をみたす事故によって被った傷害と定めています。
- 急激: 突発的に発生することであり、ケガまでの家庭が直接的で時間的間隔のないこと
- 偶然: 出来事が予知されないものに該当すること
- 外来: 外部からの接触・衝撃によるもの
靴ずれ、車酔い、日射病、けんしょう炎等は 急激かつ偶然な外来の事故には該当しません。
熱中症は傷害保険の種類・特約により対応できるものもあります。
次にケガでも日常生活全般のケガ・主に交通事故のケガにわけて考えてみましょう。
日常生活全般のケガ
- 家庭内でのケガ
- 仕事中のケガ
- スポーツ中のケガ
- 旅行中のケガ
交通事故のケガに備える
- 自動車や自転車、電車などにはねられたときのケガ
- 自動車や自転車、交通用具に乗っているときのケガ
となりますが、傷害保険の種類は主に
- 交通事故も含めて日常生活全般でのケガを補償できる(普通傷害保険)
- 交通事故限定でのケガを補償できる(交通事故傷害保険)
に分けられます。
支払い対象になるケガについて
具体的にお支払い対象となるケガについてですが、
- 運行中のバスの車両火災に遭い傷害を負った
- エスカレーターで転倒して傷害を負った
- ラッシュ時に駅のホームで押されて傷害を負った
- 道路通行中建物の倒壊または建造物からの物の落下で傷害を負った
- 道路通行中、ガス爆発に巻き込まれて傷害を負った
- スポーツをしている際、けがを負った
などです。
最後にお支払い対象とならないケガについて取り上げてみます。
- ピッケル等を使用する山岳登はん、ハンググライダー等の危険なスポーツ
- 地震、噴火またはこれらによる津波、戦争、暴動(テロ行為除く)
- 脳疾患、疾病、医学的他覚所見のないむちうち症・腰痛
- 無資格運転・酒気帯び運転
- 自動車、原付による競技・競争
自分はけがしないから大丈夫と、思われる方が多いようですが、私も運動中にふくろはぎの肉離れを起こし、5日くらい通院をし、保険金を請求しました。
受け取った保険金でサポーターを購入し、予防しています。思っていた以上に役に立ち助かりました。
皆様もぜひ備えてください。