なんばの保険屋さん通信
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積立貯金を始めよう!

積立貯金を始めよう!

将来に備えて積立貯金を始めようと考えている人も多いでしょうが、「余裕ができたら」「そのうちに」...ではいつになっても貯金は増えません。思い立ったらすぐに始めることが大切です。

ただ目的なくとりあえず貯金するのではなく、まずは何のために貯金をするのか、お金を貯めて何をするかという「目的」から考えてみましょう。

例えば、マイホームの頭金、老後の備え、結婚資金、子供の教育資金など、大ざっぱでいいので将来の人生設計を立て今後の予定や夢を箇条書きにしてみることです。

某社が6月に行ったアンケートで、20~60代の男女約470人に夏のボーナスの使い道を聞いたところ、約8割が「貯蓄」と回答しました。

「お金を貯めよう」という意識を持つ人は多いのだろうが、まず明確な目標がなければ積み立てはなかなか続かないし、目的が決まったところで、何にどのくらいかかるかという目標積立額を想定し、最終的に毎月積み立てる金額を設定する必要があります。

毎月の支出を見直し削れる部分はないかなども考えながら積み立てる金額を試算し、今ある貯金額と何年後にどんな出費が予想されるかも想定しながらライフプランを組み立ててみるとよいでしょう。

今はネットでこうしたシミュレーションを簡単に試算できるサイトもあるので、自分なりに考えておくと役に立つが、何より大切なことは、長く続けるために無理な積み立てをしないこと。

貯蓄はまず少額でもチャレンジし、貯蓄グセをつけ、「サボらない、使いこまない、コツコツ長く」を常に心がけて、将来の夢、目標に向けた積み立てを始めてみましょう。

積み立てのシミュレーションの例
目的 必要な金額 積立期間 毎月の積立額
結婚資金 500万円 10年(120ヶ月) 約42,000円
子供の教育費(第1子) 300万円 18年(216ヶ月) 約14,000円
子供の教育費(第2子) 300万円 18年(216ヶ月) 約14,000円
マイホームの頭金 600万円 10年(120ヶ月) 50,000円
車の買い替え 200万円 10年(120ヶ月) 約17,000円

上記の例の場合、毎月の積立額合計は137,000円となります。
ご自身の収支、予定、夢などに合わせ、無理なら積み立て方法を考え直して、無理のない積立貯金を目指しましょう。