明日はわが身かもしれない
保険は健康なうちに!
がんへの備えは1に予防、2に検診、そしてがん保険です。
当たり前のことですが、がん保険には健康な人しか加入できません。がんになってからでは加入したくてもできません。そればかりか他の医療保険なども限られたものしか加入できなくなってしまいます。
いまや生涯のうちで、がんを発症する確率は男性が2人に1人、女性が3人に1人の割合です。そして死因の1位ががんとなっていて年間約30万人ががんで亡くなっているのです。
自分や家族の健康を常に心がけ、もしものために備えておくことが大切です。1年に1回は検診を受け、体調の変化があればすぐにお医者様にかかりましょう。
そしてくどいようですが、自分だけはがんにならないと勝手に思い込まないで下さい。
これを機に、明日はわが身かも知れないということを考えてみてください。
「がんを防ぐための12か条」
- バランスのとれた栄養をとる
- 毎日、変化のある食生活を
- 食べすぎをさけ、脂肪は控えめに
- お酒はほどほどに
- たばこは吸わないように
- 緑黄色野菜をたっぷりと
- 塩辛いものは少なめに
- 焦げた部分はさける
- かびの生えたものに注意
- 日光に当たりすぎない
- 適度にスポーツをする
- 体を清潔に
国立がんセンター 発表
国立がんセンターの推奨する12か条ですが、がん予防以外にもあてはまることばかりです。健康は大切ですね。
「がん」になって…(体験談より)
- 「やはり抗がん剤が高額すぎる。家族の応援がなければ抗がん剤治療を受けていないと思う。毎回の治療費で何万円も払い続けるのはとても大変です。お金のない人間ががんになった場合は、死を選んだ方が楽と感じた。」(45歳男性・大腸がん)
- 「現実問題として借金までして命を買ったと思います。逆にお金が無ければ治療を断念しなければならなかったとも思います。 思った以上に治療費の支払は大変だったし、仕事もできず、これからの生活にも不安が多い。」(35歳男性・精巣がん)
- 「子ども二人今から中学高校と進学していく。私は病気で働けない。子どもに経済的な面以外も不自由させていると思う。治療がエンドレスだから、こんなにお金がかかるなら、早く死んだほうがいいのかもと思います。」(44歳女性・乳がん)
- 「現在は抗がん剤を服用し6ヶ月ですが、来年から子どもを幼稚園に入れるのでそろそろ諦めねばなりません。子どもが幼稚園を楽しみにしているので。医療費の上限が月に1万~2万円くらいになってくれると非常に助かるのですが。確かに生存率が格段に上がるわけではないですし。結局は個人が数パーセント生存率を上げるために自分の意思でやっている治療だから、高いお金を払うのは当然と言うことでしょうか...。」(37歳男性・舌がん)
- 「私は治療費の負担や仕事ができないことでの金銭面の負担がとても大きかったため、市役所に相談しましたが門前払いでした。生活保護になられたらいかがですかと言われました。本当にそっけない態度で悲しいおもいをしました。国は助けてくれないのだと感じました。」(35歳女性・胃がん)
- 「私のがんが見つかったのは、がん保険に加入して2年目のことでした。このときは本当にがん保険に入っておいてよかったと心から実感しました。私のがん治療費の総額は軽く100万円を超えました。それにがんの治療には公的健康保険が適用されないものが多く、目に見えない費用の負担はとても大変でした。もしも家族のささえと保険の給付金が無かったら、治療を断念しなければならなかったと思います。健康なときには、がん保険なんてどうでもいいと思っていました。まさか自分ががんになるなんて、全く考えなかったですから。」(33歳女性・卵巣がん)