女性特有の疾病をカバーする保険について
女性特有の病気に備える為の女性用保険ですが、そもそも「女性特有」というのはどのようなものを指すのでしょうか?
悪性新生物、特定の良性新生物、特定の上皮内新生物、特定疾病などをカバーしているものが多いようです。
「特定」というのがまた会社によって異なるのがネックなのですが、いくつか例をあげてみましょう。
悪性新生物
いわゆる「がん」です。子宮がんや乳がんのように女性特有のがんは勿論、女性がかかる悪性新生物すべてをカバーしています。肺がん、胃がんなどの一般的ながんも含まれています。
良性新生物
全身への影響の少ない、転移や再発がまれな腫瘍のことです。ポリープなどがあてはまります。
上皮内新生物
上皮内新生物は「上皮内がん」や「上皮内腫瘍」とも呼ばれています。
放置すれば進行してがんになる可能性がありますが、適切な治療を行えば転移や再発の可能性はほとんどないといわれています。
特定疾病
女性特有の特定疾病は、卵巣機能障害、乳房の障害、低血圧症、鉄欠乏性貧血、バセドウ病、女性に多くみられる関節リウマチや、流産、分娩の合併症、子宮外妊娠などの異常分娩などがそう呼ばれます。
なお、自然分娩は給付金の対象外です。
女性向け保険では、普通の病気やけがは勿論ですが、女性特有の病気やがんに対してはさらに上乗せされて保障されます。20代から子宮内膜症のリスクはぐんとあがり、40代では子宮筋腫や乳がん、子宮がん、卵巣がんのリスクが高くなります。
「閉経したら安心でしょ?」
いえいえ、関節リウマチのリスクは60代にピークを迎えます。なかなか油断ならないですね。
また、特約を付けることで、1000種程度の手術の保証が受けられたり、高額な先進医療を保障してくれるプランもあります。
まだ若いから……と思わずに、家族に金銭的な負担をかけない意味で加入するのもいいかもしれません。
女性向けに特化した保険は比較的わかりやすいものも多いですが、今現在の保険に女性特有の疾病のプランを特約としてつける場合は、ベースの保険と保証が重複してしまうこともありますので、場合によっては特約を付けなくても良い事もあります。
女性向けの保険も様々です。あなたにとってベストの保険を選ぶお手伝いをさせてください。
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